くらしの知恵

【画像で解説】かんたんDIYで押し入れをクローゼット化する方法

【画像で解説】かんたんDIYで押し入れをクローゼット化する方法

押し入れってベッドを使っていると持て余してしまいがち。スペースは広いけど、結構位置が高いから有効活用するのがむずかしいですよね。

いまいち活躍しきれていなかった押し入れを、クローゼット化してみたのでその手順を画像付きで紹介します。といっても、ネジを回すだけでできちゃいました。

目次

まずはビフォーアフター

before
クローゼット化前の押し入れ実家感あふれる押し入れ。
ここにワードローブバーを取り付けます。

after
クローゼット化後の押し入れ

こんな感じになりました。

バーは押し入れの幅いっぱいにはいらなかったので、だいたい半分くらいの長さのものにしました。

調べてみたら押し入れ用のつっぱり棒もあるみたいです。

手間なく取り付けできるのは魅力的ですが、せっかくDIYできる環境なのでよりすっきり見えるようバーを取り付けてみました。

 

STEP1.押し入れのサイズを測る

押し入れのサイズの測り方

材料をそろえる前に、まずは押し入れのサイズを測っていきます。測ったのは、

  1. 押し入れの幅
  2. 押し入れの奥行
  3. 天板の厚み
  4. 根太の厚み

以上の4箇所。

幅と奥行きはサイズ感を把握するために、天板の厚みは取り付けられるネジの長さを知るために測ります。

根太は聞きなれないかと思いますが、天板を裏から支える部分を指します。

根太の厚みを測り忘れると、どんな長さのブラケット(バーを受けるパーツ)を買えばいいかわからなくなるのでご注意ください。

 

STEP2.ホームセンターで材料を調達

巻きパイプとブラケットでクローゼットを作る
サイズが測れたのでホームセンターで材料を買い集めます。

今回使うパーツは、ある程度の大きさのホームセンターならどこでも取り扱いがあると思います。

必要なのは、

  1. 巻きパイプ
  2. ブラケット(左右)*2
  3. ブラケット(中継用)

の3種類のパーツ。

お値段は3点合計で、
押し入れのクローゼット化にかかる費用
1,159円!

ちなみに、パーツがどこのコーナーに置いてあるのかわからず結構な時間ウロウロしちゃいました。

もし迷われたら「巻きパイプはどこですか?」と聞いてみてください。一発でたどり着けます。

つぎは簡単に材料の紹介をしていきます。

 

巻きパイプ

巻きパイプパッケージ長さと太さのチェックをお忘れなく。
また、耐荷重の記載もあったので、ハンギングの際の目安にしています。

ブラケット(左右)

ブラケットパッケージ
パイプを左右で受けるパーツです。
太さ・高さ・木ネジの長さを確認します。

接地面からパイプまでの高さは記載がなかったので、自分で測りました。

定規を持っていくといいかもしれません。もちろん店員さんに言って借りるのでもok。

ここでしっかり測っておかないと、根太が干渉してうまくつけられないなんてことになりかねません。

ブラケット(中継用)

受けブラケットと中継用ブラケット左の貫通しているタイプが中継用のブラケット。

パイプと左右のブラケットだけでも取りつけできますが、強度面で不安があったので購入しました。

 

STEP3.押し入れに取り付ける

プラスドライバーとキリだけでクローゼット化
材料がそろったので、さっそく取り付けていきます。

使うのはプラスドライバーとキリの2つ。キリは天板に穴をあけて木ネジを締めやすくするのに使います。

もし電動ドライバーがある場合は、キリは無くても大丈夫そうです。

取り付け位置を決める

ハンガーを掛けた時のことを想像しながら位置を決めます。

あまり奥につけてしまうと出し入れしにくくなるので注意が必要です。

ネジ穴の位置をマーキング

ネジ穴の位置をマーキング
木ネジを刺してブラケットの穴の位置をマーキングします。

位置さえわかればいいので、指で押し込むくらいで大丈夫です。

キリで穴を掘りすすめる

キリで穴を掘りすすめる
マーキングした箇所をキリで掘りすすめます。

最初この工程を入れなかったら、ネジを締めるのが大変だったので、あらかじめ穴をあけておくようにしました。

プラスドライバーを本締め

プラスドライバーを本締め
ドライバーで本締めしたら1/3完了です。

反対側のブラケットを取り付ける

反対側のブラケットを取り付ける
基本的には同じ流れで取り付けていきます。
ただ、パイプと中継用ブラケットを通しておく点が異なります。

ブラケットの設置のときに、ちゃんとパイプがまっすぐになっているか確認してから木ネジで固定します。

中継用ブラケットを取り付ける

中継用ブラケットを取り付ける
なるべく真ん中にくるよう位置を調整してから固定します。

 

所用時間15分で完成

【画像で解説】かんたんDIYで押し入れをクローゼット化する方法
これで完成です!
かかった時間は15分ほどでした。

かなり安定感があって、Tシャツからジャケットまで20着くらい洋服を掛けていますが問題なく使えています。

洗濯物は極力たたみたくない派なので、ハンギングでさっとしまえるのはやっぱりいいです。

以上、【画像で解説】かんたんDIYで押し入れをクローゼット化する方法のお話でした。