20%ある!と思ったらシャットダウン。
iPhoneを何年か使っていると出始めてしまうバッテリーの問題。
今回は、バッテリー交換をしてiPhoneの寿命を延ばすお話です。
目次
スマホは高い。だから長く使おう
多くの人が当たり前のように持っていますが、
スマホってかなり高額ですよね。
一括で買うとなおさら重みが増します。
今使っているiPhone6S 64GBはApple care+付なので12万オーバーに…。
我が家の所持品高額ランキングでは、
ドラム式洗濯機を抑えiPhoneが第2位に堂々のランクインです。
長持ち=コスパ〇
2年周期で買い替えていたiPhoneを
3年周期に変えるだけで、2/3の節約に。
例えば、
iPhone8 64GB(税込み85104円)を
2年使うと42552円/年
3年使うと28368円/年
4年使うと21276円/年
と、万単位で差が出ます。
下取りを使えば差は縮まりますが、長く使うほどコスパは上がります。
そのための有効な手段がバッテリー交換です。
バッテリーには寿命がある
充電式バッテリーはすべて消耗品で、化学的経年劣化が進むにつれて性能が低下します。
出典:iPhone のバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート
Appleがはっきりと言い切っているように、
大前提としてバッテリーには寿命があります。
なので、バッテリーを新しくしてあげると
より長くiPhoneを使えるようになるわけです。
バッテリーのへたり具合をチェック
では、どのタイミングで交換するといいのでしょうか。
その一つの目安になるのが、バッテリーのへたり具合です。
iOS11.3からバッテリーの状態をチェックする機能が付きました。
[設定]→[バッテリー]→[バッテリーの状態]と進むと、
新品時からどれだけ性能が落ちたかと、ピークパフォーマンス性能みることが出来ます。
バッテリーに問題がある場合は、次のようなメッセージが表示されます。
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。サービスオプションについての詳しい情報…
出典:iPhone のバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート
ここでの結果と、体感で感じるへたり具合をベースに交換を検討してみてください。
交換は2018年中がお得
2017年末に話題になったこちらのニュースがきっかけとなり、
2018年中はiPhoneのバッテリーが3200円で交換ができるようになっています。
2018 年 12 月 31 日までの間、対象となる iPhone 6 以降のモデルの保証対象外バッテリーサービス料金を 3,200 円とさせていただきます。なお、3,200 円にてバッテリーサービスを受けられるのは iPhone 1 台につき 1 回限りとさせていただく場合があります。
出典:iPhone 修理サービス料金 – Apple サポート
また、AppleCare+に入っている場合は、無償となるケースもあります。
iPhone が AppleCare+ の保証対象であり、バッテリーの蓄電容量が本来の 80% 未満に劣化した場合は、無償で修理いたします
出典:iPhone 修理サービス Q&A センター – Apple サポート
実際に交換してみました
まずは予約
予約はApple公式の
こちらのアプリから簡単に予約できます。
修理可能店舗には、アップルストア以外のお店も出てきます。
あまり馴染みのないものも多く一瞬不安になりました。
が、これらはApple正規サービスプロバイダといって、Appleが認定した信頼できる修理先ですのでご安心を。
修理はすべて Apple のトレーニングを受けた技術者が行うため、その信頼性や品質は Apple で修理を受ける場合となんら変わりありません
予約は埋まってしまっていることが多いですが、
時間を空けてチェックすると、予約可能になることがあります。
埋まっていてもあきらめないように。
また、今回実際に交換をお願いしたビックカメラでは、
当日受付もしていたので直接足を運んでしまうのも一つの手です。
事前準備
店頭に持ち込む前に3つ準備があります。
- バックアップを取る
- 「iPhoneを探す」をオフにする
ここまでは、修理を予約するとAppleからアナウンスがあるのですが、
上の2つに加えてやっておきたいのが、
- モバイルバッテリーを用意する
なぜかというと、
交換後の新しいバッテリーにはほとんど電池が充電されていないからです。
充電くらいしておいてよとも思うのですが、
「バッテリーを空輸する際に25%以下の充電状態でないといけないからしょうがないんです」
と修理を担当してくれたスタッフさんが教えてくれました。
なるほど大人の事情があったんですね。
持ち込み
今回は新宿ビックロに持ち込み。
16:20に予約していたのですが、他のお客さんが多く案内まで10分待ち。
このへんは新宿の土地柄もありそうです。
案内されるとまず、iPhoneの状態を診断が始まります。
その中で、バッテリーのへたり具合を数値で教えてくれたのですが、
持ち込んだiPhoneの最大容量は83%。
「結構へたっていますね」とのことなので、体感と相違ない結果に安心しました。
診断ではバッテリーだけでなく、ほかにも不具合がないか総合的なチェックをしてもらえます。
診断にかかった時間は25分ほど。
手際よく確認してくれるので、安心感がありました。
さすが、正規サービスプロバイダ!
チェックの後は、バッテリーの交換作業。
こちらも25分ほどで完了しました。
トータルすると入店から1時間ほどで交換してもらえました。
交換後のバッテリーの最大容量は、102%!
無事に復活しました。
おまけ:スタッフさんにQ&A
作業中に時間があったので、
スタッフさんにいくつか質問してみました。
Q1.バッテリーの在庫状況は?
A「モデルによっては在庫が切れている場合もある」
不安なら一度電話するといいかもしれないです。
Q2.バッテリー交換の依頼は増えましたか?
A「圧倒的に増えました」
バッテリー交換が安くなってみんな一斉に交換しているみたいです。
Q3.新しいバッテリーには保証はありますか?
A「90日の保証が付きます」
地味にありがたい。
お仕事中なのに親切に答えてくれたスタッフさんありがとうございました。
スマホみたいなデジタルなものってダメになったら買い替えってイメージを持っていました。
ですが、ちゃんとお手入れして繕ってあげればまた使えるようになるんですよね。
大事にしよ。
以上、iPhoneのバッテリーを交換して寿命を伸ばした話でした。